このサイトは小さな奇跡を紡ぐお二人の物語です。
2019/10/31
1%〜しあわせの形〜
Kさんご夫妻のお話が一昨日から3回にわたって
朝日新聞に「しあわせの形」というタイトルで掲載されました。
(追ってこちらに紹介したいと思います。)
お二人の出会い、紡いできた日々。そして突然襲った病…。
一瞬にして奪われた「昨日」までの時間に想いを巡らせつつ、
とにかく「今日」を歩き始めたお二人の新しい時間がよく描かれています。
病院に搬送後、担当医が告げたもとの状態に戻る確率は1%という言葉。
ある意味でT子さんを奮い立たせたきっかけになった言葉かもしれません。
医療そして介護という「場」とこれからの「生活」が切り離せない、
暗黙の空気の中から導き出した「家」で一緒に暮らすという選択は
並大抵のことではなかったでしょう。
しかし、そうして動き始めたお二人の時間によって、たくさんの人が
新しい発見とご縁を見つけていくことに鳴りました。
記事の結びに
「もとの状態に回復する可能性が「1%」だと医師に告げられたときのショックは
忘れられない。何が「1%」なのか、今でもその表現が疑問だ。
それでも、「とっくに1%は超えた」と思う。」
〜中略〜
「この暮らしの中でも幸せはありますから。それをいかに見逃さないかです」と
T子さんは笑ったとあります。
1%という言葉が心に響きます…。
T・K