このサイトは小さな奇跡を紡ぐお二人の物語です。
2023/01/31
雪月花〜また新しい春待ちの日々〜
年明けは穏やかだったのに、全国を覆った大寒は景色を一変させました。
京都の雪景色といえば、野趣に富んだ好印象?!…
いやいや実際は、暮らしを直撃する危険な冬の刃ですよね。
幸いに直接大きな被害はありませんでしたが、何十時間も立ち往生した被害は
すぐ近くで起きたものでしたので、決して他人事ではありません。
在宅生活では、いわゆるライフラインの寸断は最大の懸念材料、
ですから、T子さんは緊急用の発電機を用意して、不測の事態に備えておられます。
この冬の覚悟をあらためて感じながら迎えた、令和五年一月、節目の一月…。
そうなんです、ちょうど四年前の一月十六日、病院から「帰宅」されたんです。
「あの時の症状では、今の姿を想像なんてとんでもない状態でしたが…
お陰様で今日の日を迎える事が出来ました」とT子さん。
「最近では目を病んだり、時々体温調節が出来なかったりはしますが…
意思表明はちゃんと出来ていますので感謝しかありません」とも。
傍にいてピースサインを出して頷いてくれるだけで充分
(=彼にとったら迷惑かも…と思ったりもしますが、
もう少しこのままの贅沢を許していただきたいと思っております)。
T子さんのその気持ちはKさんも同じだと思います。
そんな節目の令和五年が始まりました。どうぞ、ここからまた一年、
素敵な日々をよろしくお願い致します。
ありがとうございます。
T・K