このサイトは小さな奇跡を紡ぐお二人の物語です。
2022/2/28
ひとり〜されど一人にあらず〜
樹々草花は春告げの芽吹きを一層活発にして、
中でも梅や桜の便りはいよいよ私達に届く頃となりれました。
逃げ月の異名そのままに今月も足早に過ぎていった感がありますよね。
といって件の春を引き寄せたわけではなく、再度のまん延防止措置の延長が
暦をまたぐ様子。自然界と人々の持つ時計はどこかちぐはぐなままです。
そんな2月を振り返りますと、強い寒波に見舞われ、凍てつきあり、雪もあり。
その間隙を縫って?!お二人の日常は順調に過ぎたように思います。
外出も増えて季節を一緒に感じられたのではないでしょうか。
さて、今月T子さんから伺ったお話の中で特に印象的だったのは、
誰もが「ひとり歩いていく道」ということ。
今や一般的になった独居、孤族と称される「ひとり」じゃない、ひとり行く道。
はて、これはどうゆうものか…。一瞬考えてはっとしたんですね。
人はみんなひとり。されど一人にあらず。矛盾してなんかいません。
ひとりだから誰かと関わりを持ち、あるいは共感しながら生きていくんですね。
一見、不安を煽りそうな「ひとり」ということは、実は反対で
不安と上手く付き合うためのちょっとした確認事項かもしれません。
そう思った時、自分自身に問うてみるわけです。
ちゃんと「ひとり」をしてるかどうかを(笑)。
諸々のご縁に感謝しきり。そんな2月のまにまに…。
ありがとうございます。
T・K