このサイトは小さな奇跡を紡ぐお二人の物語です。
2022/1/31
齢〜老いとは何か〜
先日、京都にも再びのまん延防止等重点措置の適用が発表されました。
収束の見えない年明けの風は、ガソリンをはじめ生活品の値上げを連れて、
かくも冷たく吹き続けています。誰もが疲弊して、我慢をする。
これが2年以上も続いているんですよね。
KさんT子さんも冬場の体調管理に苦慮されていた様子。
ただ右往左往しない、どんとした落ち着きは、いつも勉強させてもらってます。
これは人生経験の積み重ねでしょうね。
そんなお二人がときに口にされる「老い」。
世界がかつてない高齢化社会に入った今、誰もが直面する課題ですが、在宅生活、
地域生活を考えると、いいえ、人が生きていくというのは、
誰かの協力（関わり）なしには成り立たないわけですよね。
この命題を「老い」が想起してくれるのだと思うんです。
自分らしい生き方暮らし方を、互いに尊重しながらつながっていくこと。
ここに優劣や上下の関係はなありません。
必要なのは尊厳を認め会える空気じゃないでしょうか。
ですから、年を重ねるとは、齢（よわい）を重ねるで、
ある意味、弱（よわ）いを重ねてもいいんじゃないですかね。
そんな人の年輪学のようなことを年頭にお二人からまた勉強させていただきました。
あらためて、今年一年よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
T・K
