このサイトは小さな奇跡を紡ぐお二人の物語です。
2021/7/31
夏の散策考 〜早朝シフトのおしえ〜
緊急事態宣言宣言から、まん延防止等重点措置、
そして時短要請とコロナ禍の状況が動いた7月。
今夏こそ収束の兆しが見えるかと思えば、また一歩後退となりましたよね。
ここは腰を据えて立ち向かうしかありません。
長かった梅雨明けから気温は一気に上がり、
続くマスク生活で誰もが夏疲れが隠せない様子…。
いろんな意味で厳しい夏となりました。
そんな中、Kさんは気管カニューレを抜いて、一ヶ月ぶりの診察へ。
経過は順調との一報にまずは一安心。
また日課の散策(筆者はこう呼んでおります)は、
日中の炎天下を避けて早朝にシフトしましたので、
誰よりも早く蝉の仕事始めを体感されていることでしょう(笑)。
さて、筆者はお二人が過ごす今夏の在宅生活に学んだことが3つあります。
まずひとつは「季節を感じること」。近年の夏は苦しいことばかりで、
どこか遠いところにいかなければ避暑はないと思いがちですが、
そうではありません。涼しい時間に動けば、
ちゃんと季節を感じられるということを、あらためて教わりました。
次は「できることを感じること」。どんな小さなことでもいいんですよね。
今日何かひとつ、できる、あるいは、できたことを
しっかりと感じ取るということは、実はすごく大切だと思いませんか。
そしてもうひとつは「それらを誰かと共有すること」。
他愛もない会話でいいんです。
誰かと今この瞬間の季節や物事を共有できるって素敵じゃないですか。
苦境の夏はまだまだ続きますけど、だからこそ気持ちを切り替えて「やれること」はあると思います。
わたしたちみんな、地域生活、在宅生活のプロになって?!
これからの時代に向かっていきたいですね(笑)。
暑さ厳しき折、どうか皆々様ともご自愛のほど、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
T・K